数学で英語を勉強するブログ

昔数学を嗜んでいた社会人が苦手な英語の勉強をするブログです。数学の話題も扱っていきます。

【その他ルール】Introduction サンプルその1

こんにちは!GiTaNです!

今日は、皆さんご存知 arXiv で最近チラ見した論文を例にIntroductionの書き方を探っていきたいと思います!

体系的なレクチャーというよりはこういう書き方あったよ!という例を収集していくイメージです。

(※もちろんIntroductionの構成を参考にするだけなので、論文の中身については深く理解できておりませんのでご了承ください。)

今回は、次のpaperを参考にしていきます!

[1911.05409] Contact Hamiltonian systems with nonholonomic constraints

  • タイトル:Contact Hamiltonian systems with nonholonomic constraints
  • 著者:Manuel de León, Víctor Manuel Jiménez, Manuel Lainz Valcázar
  • ページ数:41ページ(内 Abstruct + Introduction 3ページ)
  • Introduction の構成(複数段落を意味の切れ目でサマリーし記載 )
    1. Nonholonomic dynamics のざっくりした説明
    2. 上記の力学のラグランジアンを用いた定式化
    3. Nonholonomic dynamics の歴史を参考文献をつけて概略し、近年ではGeometric Mechanics として盛んに研究されていることを説明
    4. シンプレクティック幾何学による定式化のアイデアを説明
    5. 定式化しきれないものについて(奇数次元版である)接触幾何学による定式化がされてきたことを参考文献と共に紹介
    6. 接触幾何学による定式化をし、最終的にテーマとなる方程式を導出
    7. 【Organization】各セクション毎の記載内容を順番に記載

という内容となっておりました。

ざっくり概観ですが、Introductionとしては 6の最後に「Herglotz equation」というテーマとなる方程式を説明することが目的で、それに向かって歴史や基本的な定式化を交えながら進んでいくわかりやすい構成となっていますね。Introductionの分量としては、論文分量の1/10ほどという目安からすると、若干短めでしょうか。

また、7についてはIntroductionに必ずある論文の目次みたいなものです。これは絶対にどの論文にもあります。本にも付いてます。 

 

以上!間違い等ございましたらご連絡いただけますと幸いです!